肌のこと Q&A
A 現代人は水分を摂りすぎる傾向にあります。
のどが渇いてもないのに、お茶を飲んだり、手元にいつもペットボトルを置く
習慣がある人も多いのでは?
ただやみくもに水分を摂取するのは、おなかがすいてないのに食事するのと
同様、よくありません。
飲んだ水は大腸から吸収され、腎臓から尿になって体外に排出されます。
飲みすぎると、胃腸や腎臓の機能がうまく働かなくなり、むくみにつながります。
むくみより代謝が悪くなると、当然肌にも悪影響を与えます。
のどが渇いた時だけ、温かいものをゆっくり飲むといいそうです。
Q4 睡眠不足は肌荒れの原因?
A 食事には気を遣っても、睡眠には気を遣わない人は案外多いのでは・・・
実は肌に最もよくないのが、睡眠不足なんです。
平日は忙しいから週末に寝だめ、という人もよくいます。
それでは体力は回復したとしても肌の再生には期待できません。
肌の再生は毎日行われているもの。
睡眠の始めの約3時間以内に、成長ホルモンが分泌され、
肌の奥で新しい肌を作る細胞分裂が始まります。
その流れは、最低でも6時間かかります。
睡眠時間6時間が、美肌を育てる最低ラインになるようです。
A コーヒーに含まれているカフェインには注意が必要です。
カフェインは神経興奮物質。
摂りすぎると中毒になり、カフェインが切れた時にイライラしたり、
ひどくなると手の震えなどの禁断症状がでることがあります。
コーヒー・紅茶・ウーロン茶・ココアなどカフェインを多く含む飲み物は1日2杯くらい
に抑えたほうがいいようです。
また、夜8:00以降にカフェインを摂取すると、睡眠に影響をきたし、
寝ている間の肌の再生を妨げるので避けたほうが・・・
肌の事を考えるなら、ノンカフェインのハーブティーがいいようです。
A 野菜=サラダと考える方も多いと思いますが、サラダとして食べる野菜は
ビタミン含有量と言う意味では、あまり期待できません。
その上,サラダは体を冷やしてしまうので、血行不良になる恐れも・・・
オススメしたいのは、ベータカロテン(ビタミンA)を多く含む野菜。
ほうれん草やニンジンなどの緑黄色野菜です。
また、ジャガイモやカリフラワーなどの淡色野菜には、ビタミンCが多く含まれ、
抗酸化作用があり、紫外線に対する抵抗力もつきます。
「1日に緑黄色野菜100g、淡色野菜200g」を温野菜で摂るのが理想的です。
Q3 野菜不足になりがちなのでサラダを食べるようにしているのですが・・・
A ストレスの現れ方は人それぞれ。
もちろん、肌荒れという形でストレスが現れる方も大勢います。
ストレスがかかると体内に活性酸素が発生し、肌老化が促進されます。
免疫も低下しますから、アクネ菌が繁殖して、ニキビができたりもします。
肌荒れが、仕事によるストレスのせいだとしても、簡単に仕事は辞められません。
基本的なことで、難しい事でもありますが、
たくさん動いて、きちんと食べて、そしてゆっくり寝るということが大切です。
気分をリラックスさせるアロマの力を取り入れるのもいい方法のようです。
Q1 水をたくさん飲むと肌にいいって聞いたことがあるのですが・・・
Q2 温かい飲み物だったらホットコーヒーも肌にいいのですか?
Q5 ストレスは肌荒れの原因?