睡眠について
睡眠のメカニズム
朝になると目覚めて、よるになると眠くなる。
眠くなるタイミングを決めるのは「睡眠促進物質」と「体内時計」が大きく作用しています。
「睡眠促進物質」といえば、ウリジンや神経ペプチドなど数十種類あるとされています。
が、詳しい働きについては未だ謎に包まれています。
激しい運動で筋肉に疲労物質が溜まり機能が低下するのと同様に、
脳でも同じような現象起きます。
「睡眠促進物質」が溜まって睡眠のスイッチが入ります。
増えすぎると脳が破壊されてしまうので、生産することを止め「睡眠促進物質」分解する為に
脳の働きを止めて眠たくなるのです。
人間には1日25時間の「体内時計」が備わっており、多少のズレがあっても、
朝の陽の光で1日24時間の生活に調整されます。
1.寝酒は控える(トイレに行きたくなったり、水が飲みたくなり夜中に目覚めやすくなる)
2.起床時間を同時刻にする(「体内時計」のリズムを調整)
3.光の調整で就寝と起床時間を明確に(夕食後の照明は暖色系の灯りにすると眠気を誘う。朝は太陽の光を)
4.刺激物は就寝4時間前までに(カフェイン・喫煙は就寝前には控える)
5.静かな寝室空間を演出(車の音、生活音が気にならない環境があれば理想)
6.快適寝具をパートナーに(代表例は枕。高さと硬さの調整が大事)
7.昼寝は15時までに軽く(20~30分程度の短い時間に留める)
快適睡眠のためのポイント
寝床に入ってから15分以内に眠りに落ち、夜中はぐっすり。
途中、目が覚めたとしても1回程度で、朝は気持ちよく目覚め、昨日の疲れを感じなければ
良い睡眠をとっているのではないでしょうか。
「7時間睡眠が長生き」というデーターがあるように、一般的には7~8時間が理想とされています。
肌や髪を思いやるなら、成長ホルモンが多く分泌される22時~2時の間は休んで下さい。
理想の睡眠時間