濡れた髪が乾いて水分が失われていって、髪に当たった熱が冷めていくときに形が固定されます。
ヘアドライヤーはこの乾燥とスタイリングの手助けをしてくれるツールです。
一般的に女性に比べて、髪の短い男性は乾燥とスタイリングを同時にこなしていくのが基本となります。
ポイントは髪を手乾かすときに手ぐしを入れながら、ドライヤーのノズルを振り続けて地肌に直角に風を当てていきます。
こうして髪をまんべんなく風を当てて、髪の根元を乾かします。
根元が軽く乾いた状態から、毛先を流したい方向にノズルを向け手ぐしでスタイリングします。
根元から毛先に向かって乾かしていくのが基本となります。
完成させるスタイルがボリュームを出したい時には、下から上へと当てていき
逆に押さえたい時には上から下へと当てていくことが大事です。
○サイドの髪を寝かせるときは、下向きに風を当てていく
サイドのボリュームダウンを図りたい時には、流したい毛先の方向を意識しながら風を下向きに当てていきます。
このとき髪に熱を与え、ドライヤーを髪から離したら、空いてる方の手のひらで
熱を与えた部分を押さえて、熱が冷めるのを待ちます。
こうすると押さえられた状態で髪が固定されるので、髪が寝やすくなります。
毛流れに逆らわないようにすれば、一段と落ち着きます。
○頭頂部の髪を立たせる時は、髪を持つ手をしばらく固定する。
スタイリング剤だけでなく、ドライヤーで頭頂部の髪を立たせるときは、空いてる手で髪を持ち上げ
前髪を立たせる時と同じ要領で下から上へと風を当てます。
髪は熱が冷める過程で形が固定されるので、風を当ててから
ドライヤーを髪から離してからも髪を持つ手はしばらく固定します。
ヘアドライヤーの使い方
髪の短い男性は、乾かしながら同時にスタイリングが基本
全体の大まかなスタイリングが終わったら、根元部分に下から上へと風が流れるようにドライヤーを当てます。
風量は弱めにすると、他の部分の髪の乱れを防げます。
○前髪を立たせたい時は、下から上へと風を当てていく。